東京国立博物館で開催されている、開創700年記念 特別展「大徳寺 — 本朝無双之禅苑」を訪れました。
茶の湯と深いゆかりを持つ大徳寺。その長い歴史と、禅の精神が育んできた豊かな文化に触れる、貴重な機会となりました。


なかでも心に残ったのは、龍光院所蔵の曜変天目。深い漆黒の釉薬に浮かび上がる神秘的な輝きに、思わず見入ってしまいました。
また、狩野派の襖絵が伝える壮麗な美の世界にも魅了されました。
そして何より、金毛閣に安置されている千利休の立像を間近に拝見できたことは、忘れがたい体験となりました。茶の湯の大成者である利休の姿を前に、その精神と、今日まで受け継がれてきた茶の湯の歴史に思いを馳せました。
大徳寺が育んできた禅と茶の湯の深い結びつきを、あらためて感じた一日でした。
